お客様よりご要望の多い、観葉植物をより長く育てる方法についてご説明させて頂きます。

観葉植物

パキラやゴムの木に代表される「観葉植物」。主に熱帯・亜熱帯が原産の植物で、無機質な室内でリラクゼーションの効果を発揮するアイテムとして広く親しまれています。
胡蝶蘭ビズでは国内トップクラスの生産者に限定し、品質管理を徹底しています。最適な環境の物流センターにて私たちプロ集団が、全体の姿、株、鮮度に徹底的にこだわってチェックしています。

ここでは意外と知られていない「観葉植物の育て方」についてご説明させていただきます。

種類別の特徴と育て方

アレカヤシ

アレカヤシは、細長い葉に風情を感じる株立ち性のヤシです。幹に竹に似た節ができ、葉の中央脈と葉柄が黄色の様から「コガネタケヤシ」という和名が付けられました。
ヤシ科
クリサリドカルプス属
学術名 Chrysalidocarpus lutescens
英名 Yellow Butterfly palm
原産国 コロンビア、エクアドル
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オーガスタ

バナナのような大きめの葉っぱがトロピカルな雰囲気で人気の高い植物です。葉が大きく、横に広がりボリューム感もあります。原生地では大型のもので高さ10m位になりますが、鉢植えでは難しいでしょう。草本性ですが多年生植物で長く生育しているものは基部が木質化します。葉は大きく2列に並んで生え葉柄が長く、幅約50cm舟型の葉をつけます。強い風にあたると葉が裂けるので注意が必要です。ストレリチアの仲間は研究が遅れている為、大きなストレリチアは全てオーガスタと呼ぶ事が多いようです。大型のストレリチア(有茎種)はS.nicolai(ニコライ)、S.alba(アルバ)、S.caudata(コウダータ)の3種類があり一般的には S.nicolai(ニコライ)をオーガスタと呼び販売されているケースが多いようです。
バショウ科
ゴクラクチョウカ属
学術名 Strelitzia nicolai
英名 bird of paradise tree
原産国 南アフリカ
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ホンコンカポック

直立した茎に掌状の葉を着ける性質の丈夫な観葉植物です。流通量もとても多く、お店のインテリアや軒先などでもよく見受けられます。他に斑入りや葉形の違いなど品種は多彩ですがカポックと混同されている場合が多く、本種はアルボリコラという種類の枝変わり種です。
ウコギ科
シェフレラ属(フカノキ属)
学術名 Schefflera arboricola
原産国 台湾、中国南部
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ゴムの木

大きく厚みのある葉が特徴的です。ゴムノキの葉は、日光不足で、葉が内側にまいてしまったり、だらしなく下に垂れたりすることがあります。これは日照不足のサインなので、日当たりのよい場所に移動させます。
クワ科
フィクス属(イチジク属)
学術名 Ficus elastica “Decora Bergandi
原産国 園芸品種
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ドラセナ・コンシンネ

コンシンネは縦縞模様の細長い葉を多数つけ、その姿は繊細な雰囲気を醸し出します。若いうちは単幹ですが、株が古くなると分枝します。幹を曲線状に仕立てた、洋式盆栽風の仕立てもあります。
リュウケツジュ科
ドラセナ(ドラカエナ)属
学術名 Dracaena concinna
原産国 モーリシャス
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サンセベリア

サンセベリアは戦前からの古典的な観葉植物ですが、現在も育てやすさからとても人気の高い品種です。ローレンティはサンセベリア・ゼラニカの変異種で葉の外側に黄色い斑が入るのが特長です。葉挿しで株を増やす場合、外側の斑が消えてしまうといった性質を持っています。
リュウゼツラン科
サンセベリア属
学術名 Sansevieria cv.’Green grande’
原産国 園芸種
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ソングオブジャマイカ

葉は披針形で、濃緑色地に白黄色の斑が筋状にに入りますが、葉の色彩はソングオブインディアのように鮮明ではない。葉は茎の周りに密につき、脱落しにくいので、基部から幹の先端まで葉が着いている場合が多い。茎は分枝する性質があり、大きくなれば支柱なしでは直立しない。
リュウケツジュ科
ドラセナ(ドラカエナ)属
学術名 Dracaena reflexa ' Song of Jamaica'
英名 song of jamaica
原産国 マダガスカル(園芸品種)
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パキラ

熱帯アメリカに2種が分布します。常緑高木で葉は掌状複葉になります。果樹として「カイエンナッツ」と呼ばれる種は「パキラ・アクアティカ」になります。実生苗は幹の基部が膨らみ観賞価値が高いです。挿し木でも容易につきますが幹の基部は膨らみません。花は芳香があり、花弁は薄桃色や淡黄色で反り返り、白色のおしべが大きく広がります。海外では幸運とお金を呼び込む木としてマネーツリーと呼ばれています。
パンヤ科
パキラ属
学術名 Pachira glabra
英名 Money Tree
原産国 メキシコ、中米
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フィカス・ベンジャミン

空間をエレガントな雰囲気にしたい時におすすめのフィカス・ベンジャミン。樹冠を広く造り、よく枝分かれし、垂れ下るのが特徴です。
クワ科
フィカス属(イチジク属)
学術名 Ficus benjamina
英名 benjamin fig, weeping fig
原産国 インド
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ポトス

生地では茎は木化し、葉は50cm~1mになり裂け目が入ります。普段、観賞用にしているものはポトスの幼葉であるためそれほど葉は大きくならず、花をつけることもほとんどありません。一般的に、ヘゴなどに這わせて上にのぼらすと葉は大きくなり、吊り鉢など下に向けて伸ばすと葉は小さくなるといわれています。丈夫で耐陰性があり、容易に増えるので観葉植物の代表のようになっています。
サトイモ科
エピプレナム属
学術名 Epipremnum aureum
英名 golden pothos
和名 オウゴンカズラ
原産国 ソロモン諸島
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ミリオンバンブー

別名、開運竹・長寿竹とも呼ばれ、中国では福を招くグリーンとして人気があるそうです。
生命力が強く、切って水につけておくだけで発根します。
葉を取ると茎が竹のように見えますが、竹ではなくドラセナ属の観葉植物です。
リュウケツジュ科
ドラセナ属
学術名 Dracaena Sanderlana
英名 Belgian evergreen
和名 富貴竹・万年竹
原産国 熱帯アフリカ
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ユッカ

昔から庭木として植えられていたユッカは、葉が硬く、葉先の刺が強烈でしたが、観葉植物として使うユッカは同じ仲間でも葉が柔らかく、葉先に刺がありません。ドラセナに似た草姿で、同じようにして仕立てますが、木物スタイルに仕立てたものが、"青年の木"の愛称で出回っています。
リュウゼツラン科
ユッカ属
学術名 Yucca elephantipes
通称 青年の木
原産国 メキシコ
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ドラセナ・マッサンギアナ(幸福の木)

ドラセナ・フラグランスの園芸品種。「幸福の木」のニックネームで有名です。直立した太い幹から出る幅広の葉は緑色で、中央に淡黄色の縦斑が入ります。若い葉は斑の黄色が濃く、古葉になると次第に色あせていきます。切り刻んだ幹からもよく芽や根を出します。
リュウゼツラン科
ドラセナ属
学術名 Dracenna fragrans 'Massangeana'
原産国 熱帯アフリカ
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シュロチク

カンノンチクと同じように思いますが、カンノンチクより草丈に高さがあり、葉の切れ込みがたくさんあり細いのがシュロチクの特徴です。
ヤシ科
カンノンチク属(ラピス属)
学術名 Rhapis humilis
英名 reed rhapis, slender lady palm
原産国 中国南部
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フィカス・ウンベラータ

最近雑誌にも多く取り上げられている人気の高い観葉植物です。性質は丈夫で、耐陰性も強いので、年間を通して明るい室内で楽しむことができます。
クワ科
フィカス属(イチジク属)
学術名 Ficus umbellata
原産国 熱帯アフリカ(アフリカ熱帯雨林気候区)
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モンステラ

アメリカ熱帯地域に約30種が分布します。常緑の多年草で葉は幼葉は卵型やハート型の全縁ですが、成熟すると側脈の間に穴があいたり、穴がつながって羽状になるものもあります。濃緑色の葉は1メートルに達することもあります。中には果実が食用になるものもあります。
サトイモ科
モンステラ属(ホウライショウ属)
学術名 Monstera adansonii
英名 windowleef
原産国 熱帯アフリカ
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