観葉植物の育て方

ゴムの木

大きく厚みのある葉が特徴的です。ゴムノキの葉は、日光不足で、葉が内側にまいてしまったり、だらしなく下に垂れたりすることがあります。これは日照不足のサインなので、日当たりのよい場所に移動させます。
クワ科
フィクス属(イチジク属)
学術名 Ficus elastica “Decora Bergandi
原産国 園芸品種
育て方
①水やり 生育期には用土が乾いたら十分に水を与え、葉水をかけて湿度を保ちます。生育の止まった低温期でも、月に数回の灌水は必要です。水不足でも急に葉が垂れることはないので、気づきにくいのですが、下葉が枯れ落ちる原因の多くは水不足です。なお、葉が大きいので埃などで汚れがちですが、葉水はこれを洗い落とす効果と湿度を保つ効果があり、多湿を好む本種には葉水は不可欠です。
②置き場所 強い光を好みますが、性質は丈夫で、耐陰性も強いので、年間を通して明るい室内で楽しむことができます。冬以外は戸外でもかまいませんが、真夏の強光に当てると日焼けすることがあるので、日光の強いときは半日陰にします。耐陰性が強いとはいえ、冬は日照不足になりがちなので、できるだけ太陽光に当てるほうがよいでしょう。
③温度管理 生育適温は20~30℃程度です。耐寒性は比較的強く、5℃あれば十分に越冬するので、普通の室内なら問題はありません。
④植替え 5~6月が植え替えの適期です。株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えます。2~3年に1回が目安です。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になります。